昨年の4月から新卒で入った会社を今年の8月末に退職した。
社会人にもなって情けない話だが、今年の1月くらいからとにかく死にたくて仕方がなく、別に誰にも責められているわけでもないのに、むしろ会社の人はとんでもなく親切なのに、勝手に全員が敵に見えて、そんな自分が情けなくて、死にたくなって、自己啓発本や技術書を読むも、焦っているからか文字をなぞるだけで理解なんて出来ず、そのことにまた死にたくなって、一人暮らしを始めたことによって生活の出来なさが浮き彫りになってまたまた落ち込んで死にたくなって、、、、となにか行動するたびに強い自己否定とともに「死にたい!!!!!!!!」が頭いっぱいに広がって最終的には動けなくなっていた。
入社当初は自主的に朝4時起床即筋トレ、朝ごはんをオートミールで手早く済ませ、マスカラまで塗る丁寧な化粧をし、会社近くのマックで勉強、帰宅後は念入りなスキンケアにストレッチをし、睡眠時間の確保をし、休日にはパンをこねてみたり、絵を描いたり、外に出て写真を撮ったり、友人と遊んだり、一人で旅したり、と我ながら仕事も!遊びも!勉強も!と人生謳歌野郎だった。
退職直前は朝ギリギリまで眠り、洗顔と歯磨きのみして出勤。とにかく人前で涙が出ないことだけを考え、時間が過ぎることを願うように過ごしていた。金曜ロードショーを見る時だけが手放しに喜べる時間で、土日は月曜日のことを考え、今後の人生のことを考え、涙を流すか、何にも考えなくていいように寝て過ごすかのどちらかだった。
ありがたいことに私の親はとんでもなく優しく、理解のある親だった。
父親は焼肉へ連れ出してくれたり、母親は、家にもいるのに家事も手伝わずにずっと横になっている私が少しでも早く規則正しい生活が出来るようにと三食ご飯を用意してくれた。
24歳にもなって何をしているんだ。と思う。
焼肉へ連れ出したり、これまでの恩を返していく立場であるはずなのに。
私はいまだにただ守られたままでいる。
病院に行ったこともあり、診断名が付いた。
しかし、診断名が付いたからと言って
自分のことが信頼できなくなるような行いをした事実は変わらない。
もう一度、自分自身のことを信じられるように
周囲を見渡してやみくもに焦るのではなく、今度こそ自分自身の成長に、人生に、願望に正直に耳を傾けて、それらを達成できるように過ごしていきたいと思う。
自分が自分であることが恥ずかしいなんて思わずにいたい。
私の自尊心は大学2年生の頃からずっと打ち砕かれたままだ。
まずはそれらを少しずつ拾い集めていきたい。
そんな日々を過ごしたい。
自分に対する強烈な拒絶感を薄め、私が私であることを肯定できる日が来るように。
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