昔から言葉にするのが苦手です。というよりも、考えることが苦手なのかもしれない。
たとえば中学生の頃、国語の授業で何の予告もなく50分の授業内で文章を書きなさいというのがあった。何を書けと言われたのかは覚えていないけれど、全然書けなかったのは覚えている。別に優秀だったわけではないが、私よりもテストの点数が悪い人だって書けているのにどうしてこんなに書けないんだろうとものすごく悲しかったし、自分で感じたことをこんなにも言葉にすることができなかったらこれから先、大変な思いをするんだろうな…と不安になったのも覚えている。
高校の時の卒業文集の時もそんな感じだった。
ただ、その時は自分に言葉にする能力が全然無いことをものすごくわかっていたのもあって、国語の教師を目指していた友人に手伝ってもらった。
憧れだった2つ上の先輩のことを書いた。
ほとんど友人に書いてもらったようなもので、自分のものとして書いていないし、卒業文集のページは怖くて卒業してからも一度も開くことが出来ていない。
ここで一念発起して、言葉に対する苦手意識を克服するぞ、となればいいのだが、私はただただ苦手意識から目を背けてきた。
だが今、素敵な作品をたくさん拝見し、作者の方に感想を伝える機会に恵まれ、私はまた自分の言葉にする力の無さを痛感するとともに、今度こそはきちんと向き合って、大好きな方に大好きですと伝えることが出来るようになりたい。
（こんな閉鎖的な場所で書くことではないけれど、絵や粘土遊びに素敵な言葉をかけてくださって本当にありがとうございます！）
自分の感じたことをきちんと自分の言葉で表す人、伝えようとする人はとても誠実だと思うので…
私もそういう誠実さを身に着けたい。拙さを自覚して、うぎゃ～…となりながらもちょっとは良くなればいいな……！
誰かに見られているかもしれないと思った方が、ずっと真面目に取り組めるような気がするからここに書きます。黒歴史になるんだろうけれど、恥を露呈させなきゃ私は成長できないタイプなので…もしも見ていらっしゃる方がいましたらどうぞよろしくお願いします。
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